ディズニーのストーリーテリングのDNA

この記事は「ディズニー関連ブログ Advent Calendar 2018 - Adventar20日目の記事です。

 

みなさんこんにちは!初めましての方もこんにちは!Junです。

僕については、Jun (@juney0415) | Twitterをご覧ください!

 

今日は、いつもよりも真面目に(?)ディズニーのストーリーテリングについて書いてみようと思います。

(拙い文章で恐縮です、後日改めて一部文章を加筆・修正掛けるかもしれません。ご了承ください。) 

 

 世界初のフルカラー長編アニメーション「白雪姫」が公開されてから81年。

今もなおアニメーションの技術革新は続き、私たちを驚かせてくれます。

 

モアナ初めて見た時も水の透明感とイキイキとした表現力には驚かされましたが、リメンバー・ミーが水の表現力の面でさらに上回ってくるとは思ってもいませんでした... だって間たった1年だよ!?

 

......と、水の話は置いておいて、映像表現の技術は今も進化しており、その進化は今ではアニメーションの枠だけには留まりません。

 

 

まずは、2019年2月1日日本公開の「メリー・ポピンズ リターンズ」

 

ストーリー自体は1964年公開のオリジナル版の続編にはなりますが、トレイラーを見る限り2Dアニメと実写のハイブリッド。ディズニーの作品としては久々の2Dアニメが登場しています。

 

CG全盛期の今だからこそ一周回って新鮮な2Dアニメと実写のハイブリッドな世界観。とても楽しみです。

 

メリー・ポピンズ リターンズが、2Dアニメと実写のハイブリッドであるならば次に紹介する映画はアニメーションとしての究極進化系...... 

 

 

2019年7月19日全米公開予定の「The Lion King」(日本公開日未発表)

 

2016年公開のジャングル・ブックでお馴染みのジョン・ファブロー監督による作品です。

映像表現の未来がここで見れるような気がします。

 

登場人物全てCGで描かれるこの作品は、アニメーションの究極進化系として位置付けられることでしょう。 ここまで来ると、アニメーションとCG作品の垣根も何が何だか分からなくなって来ました。

 

ライオン・キングの完全実写化と呼ぶよりも、映像の表現を変えたリブート版、とでも呼んだ方が何だかしっくり来そうです。

これこそがアニメーションの表現の延長線上であり、アニメの究極進化系なんでしょうね。

 

 

この2019年版ライオン・キングから分かる通り、最近のディズニーは実写化乱発しているように見えて、実は単なる焼き直しではなく、CGとアニメの境目がない作品(ジャングル・ブックライオン・キング...)がアニメーションの延長線上にあり映画の未来そのものだということがよく分かります。

 

今の実写化が続いている状況とアイズナー政権時の続編濫造期で同一視されがちですが、同じように見えて実は全く違うんじゃないかな〜と勝手に思ってます。実写化素敵。

(と言いつつそろそろアニメーション自身の進化も見たいんですけどね...Frozen2の次の作品どないすんねん........)

 

 とりあえず僕は、来夏公開予定のアラジン然り、これからの実写化作品は全て「実写版:作品名」とは呼ばずに、「〇〇(公開年)版:作品名」と呼ぶことにします。(何の話)

 

 

アニメーションの進化はまだまだ止まりません。今度は映像表現としてではなく、現実世界に登場します。

 

そう、それが僕らのホームパーク、東京ディズニーランドにやってくる新アトラクション

美女と野獣“魔法のものがたり”」です!!

 

 


【公式】東京ディズニーランドに2020年春にオープン予定!新アトラクション「美女と野獣“魔法のものがたり”」メイキング映像/Tokyo Disneyland

 

この動画の通り、今回のアトラクション製作には、ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオのアニメーターも製作に携わっています。

 

まるでキャラクターそのものが映画の中から飛び出して来たかのよう。

 

先ほどの2019年版ライオン・キングが、「アニメーションとしての究極進化系」であるならば、オーディオアニマトロニクスは「3次元のアニメーション」なのだ、と気づかされました。

(何が2Dで何が3Dだか自分でも分からなくなってきたけど、こまけぇこたぁいいんだよ!!)

 

よくパークでの体験は「映画に入り込んだかのような体験」と表現されていますが、あくまで映画の世界(向こう側)に入り込むのではなく、アニメーションがスクリーンという次元の境目を超え、私たちの目の前(こっち側)に現れる、つまり映画の世界への没入のアプローチの仕方が違うのだなぁ、と今回この動画を見て改めて実感しました。

 

そう思うとVRってあくまで仮想現実(向こう側)の世界に入り込む体験だから、ウォルトの意思(要出典)に反してるんだなぁ〜。(たとえ向こう側からインタラクティブなフィードバックがあったとしても)

やっぱりVRいらないじゃん。

 

2Dアニメのキャラクターが当時のアニメーター達の手により3Dアニメとして蘇り、その映像を基にして今度はオーディオ・アニマトロニクスとして新たな命を吹き込まれる。

考えただけでワクワクしますね!!

 

そしてオープンする2020年の頃には社会人になってますように!!!(切実

 

 

時代や技術、映画やパーク等のプラットフォームの変化で表現方法こそは変化しますが、その根底にあるのはディズニーのストーリーテリングのDNA。そこにアニメーションもパークも垣根はありません。

 

 

これからも技術革新とイマジネーションを以ってして、私たちを楽しませてくれるでしょう。

 

そして、もちろんこれら全てのディズニーの映像作品やパークも全ては一匹のねずみから始まったのです。

 

  • f:id:juney0415:20181221092701j:plain

 

“All our dreams can come true, if we have the courage to pursue them. I only hope that we don’t lose sight of one thing – that it was all started by a mouse.”

- Walt Disney

 

「夢を求め続ける勇気さえあれば、すべての夢は必ず実現できる。

いつだって忘れないでほしい。全ては一匹のねずみから始まったということを。」

 

 

というわけでミッキーマウス生誕90周年おめでとう!!

(結局これが言いたかっただけ)